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オフィスこーもと

更新は、少なめです

悶絶歌~痛み止めを飲んでもまだ痛い~

痛い 痛い 痛い 痛い・・・

麻酔が切れたようだ。急に尋常ではない痛みが襲ってきた。

駅まではあと5分ぐらいだったが、そこから先の道のりを考えるととても耐えられそうな雰囲気ではなかった。私は痛みを堪えながら駅前のファミレスに入った。

 

1時間前、私は検査の為に舌の左側のふちの部分をほんの1ミリか2ミリ程度切り取られた。これからその時のことを少しばかりお伝えさせていただこうかと思う。

総合病院の口腔外科の待合に辿り付いたのは予約の10分前だった。呼ばれるまでの間に心の準備をしようと思って椅子にこしかけた瞬間、私は診察室に呼ばれた。まだ時間になっていないのに。今日はいつもより奥にある診察椅子に案内された。すでに歯科助手(だと思う)さん達はスタンバイしていて担当医もすぐ近くにいた。椅子に座るやいなや、術前の簡単な説明が始まった。私は手鏡を渡された。そして自分の舌の病変部を医師と共に確認した。「この、腫瘍っぽい部分をとりますので~」と言われた。腫瘍っぽいという表現はこれまでの通院では一度も無く今日初めて聞かされた言葉だった。何だか一気に不安になった。もしかしたら今回の検査は、されるべくしてされるのかもしれない。そんな考えが頭を過った。テレビドラマや小説の世界では患者に本当の事を伝えないシーンも登場したりする。私はそういったものに影響を受けていて、単に自意識過剰なだけだろう。

「それでは、麻酔しますね。」麻酔の注射器が私の視界を横切っていった。気のせいだろうか、注射針がものすごく長く見えた。私は、舌に麻酔を打たれた。歯の治療では歯茎に麻酔を打たれたことはあったが、舌は初めてだった。というか、生きている間にそんな経験をする人は一体どれくらいいるのだろうか。舌の麻酔は、これまで打たれた麻酔の中では一番緊張もしたし痛かったと思う。緊張で自分の舌なのか口なのか、とにかくその辺が震えていることも自覚できたくらいに。動いたら危ないのではないかと思うので止まれと心の中で言い聞かせていた。麻酔が効いてから切り取られている間は感覚がないので全く痛みを感じなかったので余計にそう感じたのかもしれない。切り取られた後は、止血の為に縫合された。舌には感覚がないが、唇に縫っている糸が触れることによって、今縫われているのだということがわかる。そもそも舌が縫えるということが何だか凄い。ここまでの所要時間は、事前に聞いていた通り、10分程度。緊張したが、本当にあっという間の出来事だった。麻酔も効いていたし自分には何が起きているのかを観察することもできなかったので、終わってしまえばあっけないものだと思った。軽く口を濯いだ後、私は口の中にガーゼを入れられた。暫くこれで止血をしましょうということで。こんな時に限ってギャグ漫画日和の「ニャン美ちゃんの靴下を口の中に詰めているクマ吉くん」を思い出してしまう不謹慎な自分が、そんなに嫌ではない。口の中にガーゼを詰めた状態で会計と院内処方箋を済ませた。薬を貰うまでの時間が長かった。お約束といえばお約束ではあるが。この時はまだ麻酔が効いていた為、痛みもなく「帰ったらヴィダーインゼリーを飲んで薬を飲もう」と考えていた。私は病院を後にし、駅に向かう道を歩き出した。

 

 

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※痛みに耐えながら書いたのでタイトルも含め文章がおかしいかもしれませんが、ご了承くださひ。