オフィスこーもと

更新は、少なめです

作曲家『子龍さん』に憧れていた話

たまに、影響を受けたアーティストって誰ですか?尊敬している人は?って聞かれたりするんだけど、、

 

そういえば、DTMを始めた頃(10代)の幸本が、めっちゃスゲー!って感動した作曲家でMIDI職人さんがいたことを思い出した。

 時はビジュアル系全盛期。

グレイ、ラルクルナシーだったらどれが好き?っていう、あの時代。

当時の私は、小、中とピアノを習っていた程度だった為、コードというものも音楽理論のおの字も知らなかったわけだが(今も全然極めてなんかいない)、音源は、ローランドのSC88(だったはず)のみ、シンガーソングライターライトという打ち込みお試しソフトを使って、何が何だかよく分からず、全てマウスで入力して四苦八苦しながら遊んでいるような状態だった。

ある日、私は、当時にしては珍しいDTM仲間である後輩から「今、俺の中で、子龍さんって人が、アツいっす!!」と教えられ、MIDIデータの入ったフロッピーを渡された。

今時は、WAVだのmp3だの、簡単に書き出せるけど、当時の私はMIDIデータをフロッピーにセーブだったんだ。

で、家に帰ってマイパソコンをつけて、子龍さんなる人の作ったMIDIデータを読み込んで再生するわけだが、

え・・・!

これがMIDIなの、凄くね?

マジ感動。

てか、この人プロじゃないの?

だった。

自分が使っているショボイと思っていたSC-88から、この音が鳴るではないか。

この曲、『DNA』めっちゃ聞いてた。

音源に入っているプリセットの心臓の音とか犬の鳴き声ってネタ以外で使いどころあるの?って思ってた矢先だったからかなり衝撃だったし、どことなくジブリっぽくて奥深い雰囲気も超好み。

www.youtube.com

子龍さんの楽曲の世界観も好きだったのだが、その打ち込みの作りこみの素晴らしさにも惹かれていて、当時の私は、そのカラクリを知りたくて、シンガーソングライターライトでもMIDIデータを読み込んで、子龍さんのテクニックを超カンニングした。

データを見たからといって、結局、分かることしか分からないんだけどさ、自分で作った曲の所々で、マネして試したりもしていたヨ。ディレイは、こうやって表現しているのか~とか。ええ、パクリです。

とにかく出来もしないのに子龍さんみたいな曲が作りたくて、作る曲も全てインストだった。

今の私は、インストって殆ど作らないけど、実は、そうだったんだナ。

 

 時は流れ、いつの間にか私の子龍さんブームは終了していた。←ヒドイ

というのはね、専門学校に入ってから先生に言われたのが、

「1つの音源だけで完結しようとするな!」だったから。

なんかね、複雑な気持ちになったのを覚えてる。

そんな時、子龍さんの新情報が入ってきたのだ。

「子龍さんの曲が、宇宙船地球号のテーマになっている!」

www.youtube.com

子龍さん、ついにお茶の間に進出か~と感動したんだけど・・・

 

子龍さんはMIDIで凄い世界を作り上げる超人ってイメージだったから、

メジャーデビュー(だと思う)は普通に考えて凄いことなのに、

普通になってしまうとは何事じゃ~!!と超失礼なことを思ったりしたのでした。サーセン

 

久しぶりにYoutubeで聴いたけど、やはり良いね。

 

ところで子龍さんは、今も健在ですよ。

子龍

 現在は、本名でご活躍されているとのことで。

 てか、本まで出しとるがね!

はじめてのMusic Creator (I・O BOOKS)

はじめてのMusic Creator (I・O BOOKS)

 

 これは買うしか。

 

あの日、あの時、子龍さんのMIDIデータに出会わなかったら、多分、今の私は、ないだろう。